⑤【不動産売却の基礎知識】~「机上査定」と「訪問査定」

⑤【不動産売却の基礎知識】~「机上査定」と「訪問査定」
売却
こんにちは。宅地建物取引士・中津洋一です。
大事なご資産である不動産のご売却を前に不安がおありではないでしょうか?

その不安 中津洋一がお客様のペースに合わせご相談にのります!
売却に関しての「不安や疑問等の解消」にお役にたてればと思い⇩

【不動産売却の基礎知識】〜基本の「キ」から業界の裏側まで〜

をご紹介させていただきます!

こちらでは
⑤「机上査定」と「訪問査定」について⇩

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【不動産売却の基礎知識】

⑤.【「机上査定」と「訪問査定」】

不動産会社による査定には、「机上査定」と「訪問査定」の二つがあります。

1:机上査定

⑤【不動産売却の基礎知識】~「机上査定」と「訪問査定」
「机上査定」とはその名の通り机上で行う簡易的な査定です。

簡易的とはいえ、日々不動産取引を行う担当者が物件情報や過去の成約事例などを元に査定する為ご自身でポータルサイトなどを閲覧して知る相場価格より圧倒的に精度が上だといえるでしょう。各社によりますが机上査定の結果は依頼から数日中に報告してくれるケースが多く、メールだけでのやり取りも可能です。

2:訪問査定

⑤【不動産売却の基礎知識】~「机上査定」と「訪問査定」
一方、「訪問査定」は、不動産会社の担当者が実際に現地を訪問して行う査定です。

訪問する目的は、机上ではわからない不動産の状況や陽当たり、眺望などを確認するため。同じマンションの居室でも、部屋の階数や場所、リフォーム履歴、使用感などによって査定価格が大きく変わる可能性があります。また、土地、一戸建てについても、接道状況や隣地との距離、土地の高低差などは価格に大きく影響するものです。訪問査定では、これらの要素を実際に見ることで、机上査定以上に精度が高い査定価格が算出できます。

訪問査定では実際に担当者と対峙することになるため、不安な点や要望を伝えたり、販売方法や査定の根拠を詳しく聞いたりしたい場合に有用です。

★机上査定を効果的に使う

⑤【不動産売却の基礎知識】~「机上査定」と「訪問査定」
ここまでご覧いただき「より精度の高い訪問査定だけすればいいのでは?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

たしかに、机上査定はご売却前の必須工程ではありません。しかし机上査定を効果的に使うことで、不動産会社を選ぶ上で選択肢を絞って、訪問査定に臨むことができます。つまり、机上査定を「一次審査」と位置付けるということです。

訪問査定では事前に担当者に訪問してもらう日時を決め、査定当日は少なくとも一時間程度かかります。これを5社・6社とこなすのは、なかなか骨が折れる作業になるでしょう。売却を急ぐご状況にあればなおさら時間をかけたくないはずです。

しかし、机上査定を依頼したうえで訪問査定を依頼する不動産会社を2〜3社に絞ることができれば、訪問査定もスムーズにこなせるでしょう。価格査定は査定額を知るためのみならず、不動産会社の「採用試験」も兼ねていると考え、机上査定と訪問査定は使い分けて頂くと良いですね

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