④【不動産売却の基礎知識】~「高額なだけの査定」に注意!

④【不動産売却の基礎知識】~「高額なだけの査定」に注意!
売却
こんにちは。宅地建物取引士・中津洋一です。
大事なご資産である不動産のご売却を前に不安がおありではないでしょうか?

その不安 中津洋一がご納得のいくまでご相談にのります!
売却に関しての「不安や疑問等の解消」にお役にたてればと思い⇩

【不動産売却の基礎知識】〜基本の「キ」から業界の裏側まで〜

をご紹介させていただきます!

こちらでは
④「高額なだけの査定」に注意!について⇩

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【不動産売却の基礎知識】

④.【「高額なだけの査定」に注意】

「査定額=売れる金額」ではない。というのは、前項でお伝えさせて頂いた通りです。

しかし、高額な査定を提示されると「え?こんなに高く売れるの?」と喜ばれる方もいらっしゃいます。この思考に付け入り、「高額なだけの査定」を提示する不動産業者が存在。業界用語では「高取り」や「高値取り」と呼ばれる悪徳な手法です。

★高取り の裏側

④【不動産売却の基礎知識】~「高額なだけの査定」に注意!
たとえば上記のように各社による査定額に幅がある場合、「C社なら高く売ってくれそう」と思いますか?
他社2社が3000万前後の査定額を出しているにもかかわらず、C社のみ 1000万円も高い!
このケースではC社に対して「なぜその査定?」と必ず聞きましょう。そしてその説明を聞くときには「自分が買主だったら差額に納得するか」という視点を持ってきくようにしてください。もし買主の立場で納得させられる説明であればC社の担当者が凄腕なのかもしれません。しかし、A社やB社の方が説得力が高く、C社が特別な根拠もなく「4000万円で売れるはずだ」としているのならC社の査定額は信用に値しないといえます。

悪質な不動産会社が「高額なだけの査定」をする理由は売却依頼を他社にとられない為。依頼欲しさに、売れる根拠もない高査定額を提示してしまうのです。査定額が訂正価格よりも著しく高ければ、購入検討者には見向きもされません。しかし、以来だけがまずほしい不動産会社も、それは百も承知です。売主様が不安になってきたタイミングを見計らて値下げを迫り、結局は時間だけかけて適正価格で売る‥というのが末路です。

★悪徳な不動産会社を選ばないことが大事

一連の悪質な行動は「干す」と呼ばれています。「高取り」や「干す」といった行為は不動産売却の経験に乏しい売主様を食い物にする許しがたいものです。しかし、残念ながらこのような悪質な不動産会社も存在するのは紛れもない事実。これから不動産をご売却される方にいたってはどうかこのような悪質な不動産会社を選ばないよう気を付けてください!不動産会社を決めるのは 売主様 にほかなりません。

後悔しないご売却の実現には、やはり「正しい情報」を根拠とした「正しい判断」が必要となります。まず、高額なだけの査定に騙されないよう、周辺の相場をある程度知っておきましょう。そして、売却査定は必ず複数社に依頼。これも大事なことです。

売却査定は単に査定額を知ることが目的ではなく、不動産会社を見極めるため、適正額を知るためのものです。「正しい情報を見極める力をつける」「正しい判断をするための情報収集をする」これからの活動を通し、知識の補完と業者の選定を並行して進めていきましょう。売却を成功に導き、売主様の助けとなるような信頼できる不動産会社を選んでいただけたら幸いです。

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