不動産は売ろうと思ってすぐに売れるものではありません。
不動産会社を選択→売出金額を決めて→販売活動‥‥といった工程を進めていく先に「売却」があります。不動産を出来る限り好条件で売るためには「焦らない」ことが大切！しかしそれは、時間をかければいいということではありません。

不動産を売却するうえで、売主様は次のような局面で決断を迫られることになります。
　◎不動産会社の決定
　◎売り出し価格の決定
　◎値引きする場合にはそのタイミングや値引き額
　◎購入検討者から価格交渉された時の値引きの可否
　◎手付金額
　◎契約内容
　◎契約・引渡しスケジュール

不動産会社が決断の為のお力添えを致しますが、決断を迫られた時にスムーズかつ落ち着いて適切な判断ができるよう　次の3つのことやっておくことをおススめします！

１．関係者とのコミュニケーション
　　不動産を売却することで影響のあるご家族・親族とはご売却前よりコミュニ
　　ケーションをとっておきましょう。共有者がいる場合はもちろん、不動産の
　　所有権を持っていない方でもかつてその家で暮らした方や関係性が深いご親
　　族の方々に売主様のご意向を伝えておくことで気持ちよくご売却していただ
　　けるはずです。

２．近隣相場の把握
　　ご売却を検討されている不動産の近隣で販売している物件の広告には目を通
　　しておきましょう。SUUMOやHOME’S、at-homeなどの不動産ポータルサ
　　イトで条件の近い物件がどのくらいで売り出されているか確認するのも良い
　　ですね。ある程度の相場観を養っておけば、ご自身の不動産がどの程度の価
　　格を期待できそうか把握できる、とともに査定依頼した査定額とその根拠の
　　説明が頭に入りやすくなるものです。

３．相談相手をみつけておく
　　不動産会社以外にご家族やご友人など信頼できる相談相手がいらっしゃると
　　判断に悩まれた時にあなたの助けとなってくれるでしょう。不動産売却は当
　　然ながら不動産会社の為ではなく「売主様」のために行うものです。ご自身
　　の性格や状況を知っていて、大切に思ってくださる方の意見にも耳を傾け納
　　得のいく売却を目指しましょう！

ありとあらゆる情報が簡単に手に入る時代、情報の中には信憑性の低いものや誰が発信しているのか分からないものも含まれます。不動産売却に際しては不安も多くありますね。

インターネットを使って手続きや税金のことを検索されることもあると思います。情報を取得されるときには「その情報が正しいのか」を気にかけましょう。分からないことを分からないままにしておくことは良くありません。しかし、間違った情報を信じて突き進んでしまうこともまた、避けなければなりません。情報が間違っていたとしてもその情報によって誤った判断をしてしまったとしても　情報の発信者が責任を取ってくれることはないでしょう。


重要なのは「正しい情報を得て、正しい判断をすること」です。正しい情報を得るには、信頼のおける不動産会社に聞くことが最も手軽で確実です。ご売却前の疑問やお悩みも、ぜひ弊社にご相談ください(^^)

不動産売却は、不動産会社と二人三脚で進めていくものです。売主様のご判断を助けるため、不動産会社は様々なご提案をいたしますが「決定権は自分にある」ということを忘れないように！

不動産会社は不動産流通の最前線で仲介を行う≪不動産のプロ≫です。全く耳を貸さないということはお勧めできませんが不動産会社の言いなりなってしまう状況もよくありません。販売活動を主体となって行うのは不動産会社ですが、価格を決めるのも、購入申込に対して売却を決めるのも、売主様です。そして最初のご決断が不動産会社の決定！です。

様々なご決断に際し、適切な助言をしてくれる不動産会社をパートナーとして納得のいくご売却を！！