不動産売却の「目標」とは？

「少しでも高く売りたい」
「早く売りたい」

これも目標ですが、「なぜ高く売りたいのか？」「なぜ早く売りたいのか？」をご自身に問いかけてみてください。

・転勤までに住まいを売って新居を購入したい
・早く売って離婚を成立させたい
・相続した家を相続人同士でもめずに早く売りたい

売却目的には売却価格や売却スピードを求める以前に上記のような「住みやすさの向上」や「煩わしさの脱却」などの理由があるはずです。この理由こそが不動産売却で叶えたい目標だといえるのではないでしょうか？

・通勤しやすい新居に引っ越したいため○○万円以上で売れないと困る！◎月◎日まで物件を引き渡したい
・早く離婚を成立させたいから、価格より売却スピード優先したい！
・相続人同士でもめたくないから、早く、皆が納得できる価格で売りたい！

「目的」から「目標」をたてると、このように目標の「金額」や「期限」が具体化。具体的な目標により値下げや価格交渉の時　判断を誤ることなく目標達成に近づきます。

不動産購入時には、「資金計画」が重要なことは良くご存知ですね。
実は売却でも同様に資金計画は大変重要です。
売却では売却金額がそのままお手元に残ることはありません。とくに住宅ローン残債がある家の売却では「住宅ローンが完済できなかった！」といことにならないために、しっかり資金計画を！

資金計画を立てる上で大切な３つの視点を持っておくこと⇩

Ⅰ、ご売却に必要なお金（手元に残しておきたいお金）
Ⅱ、売却できそうな価格
Ⅲ、売却にかかる必要経費

Ⅰ、ご売却に必要なお金（手元に残しておきたいお金）に関しては
「売却金額から引っ越し費用を捻出したい」
「売却金額を新居の購入費用に充てたい」という場合の具体的な希望額です。
必要経費を除いていくら手元に残したいかを考えます！

Ⅱ、売却できそうな価格は、不動産会社の査定額を参考にされるといいでしょう。ただし不動産会社の査定額は「売却予想額」です。「その金額で売れるんだと過信してはいけません。複数社で査定を取るなどして売却できそうな最低限の目安の把握をおススメします！

Ⅲ、売却にかかる必要経費は状況により経費は異なるため一概には言えませんが、おおよその目安は売却金額の４％です。必要経費の内訳は、不動産会社に支払う仲介手数料や売買契約書の印紙税、住宅ローンを完済するときの抵当権抹消費用などです。

資金計画を立てる上でのポイントは
「期待できる売却価格から必要経費を引いた時、どれだけゆとりがあるか？」ということです。事前設定目標の実現性を、金銭面から確かめていく作業が資金計画となります。
もし「目標が達成できないかもしれない」「ギリギリなので心配」といことがありましたら、弊社までご相談いただけますと幸いです。

ご売却前の資金計画からしっかりとサポートさせて頂きます！！

 

「目標を設定する」「資金計画を立てる」という事前準備をしていくのと同時に、不動産売却を二人三脚で進めていく「不動産会社」の情報収集をしましょう！

不動産売却は人生でそう何度も経験するものではありません。右も左もわからない不動産売却で売主様を助け、目標まで導くのは不動産会社の役割です！

不動産会社は、不動産売却を先導する「ガイド」のようなもの。行きたいところは自由ですが、文化も話す言葉も違う地域を旅行するならガイドがいた方が安全(^^)しかし、ガイドが悪質・能力が低い場合、トラブルに巻き込まれたり、目的地へ辿りつくのも難しい状況に。旅行と同じように不動産売却も予期せぬ事態に巻き込まれることは少なくありません。

信頼できる不動産会社の条件は、適切なタイミングで適切なアドバイスができること。専門性や判断能力の高さを兼ね備えてる不動産会社かを見極める必要があります。

不動産会社は近年、増加傾向にあります。あなたの目標を達成させることができる不動産会社を見極めるには、実際に担当者に会って価格査定をしてもらうことをおすすめします。ネット上の情報でも比較は可能ですが、在籍する担当者の人間性や査定内容を説明する際の話し方、根拠の挙げ方、話の展開力は「ガイド」としての適性を見極めるための重要な要素！担当者はこれからあなたの不動産を売ってくれる人。売主を納得させられなければ、購入検討者を納得させることなどできません。

事前準備の段階では価格査定を依頼する数社に絞るため、各社のホームページや広告物に目を通すのをおススメします！！